紫式部
前場では石山寺へ参る安居院の法印の前に女の姿で現れ、源氏六十帖を書いた者と明かし、供養をしなかった科で浮かばれない身を訴えて石山での供養を頼み、紫の色の掛け合いののち雲のように消える。後場では霊として顕現して舞を舞い、石山に籠って物語を書いた次第と供養をせざりし科を語り、一つの巻物への書写と廻向によって無明の眠を覚ます。結末では、紫式部とは石山の観世音が仮にこの世に現れた姿であったと明かされる。本IDはサイトの人物登録で紫式部に用いられている既存ID(『小倉百人一首』の歌人登録)と同一である。
呼び名:シテ女・石山寺に立つ雲