ATAWI 古典文学JAPANESE CLASSICS, AT YOUR PACE

人物と呼び名

同じ人でも、立場や場面で呼び名が変わります。

熊野

遠江国池田の宿の長者の娘。シテを務める。平宗盛に召されて都に留め置かれ、病の老母を見舞うため暇を乞い続ける。花見の宴で短冊に詠んだ一首が宗盛の心を動かし、東への帰郷を許される。

呼び名:シテ

平宗盛

平清盛の三男。ワキを務める。熊野を都に留め置いて花見の相手とするが、文の朗読と、にわか雨に散る花を詠んだ熊野の歌に心を打たれ、東への暇を許す。

呼び名:ワキ

朝顔

池田の宿の長者のもとに仕える女。ツレを務める。老母の文を携えて熊野を迎えに上京し、都での熊野の世話と、宗盛への取り次ぎの補助を務める。

呼び名:ツレ

太刀持

平宗盛に仕える太刀持。ワキヅレ(トモ)を務める。宗盛の館と清水の宴で、宗盛と熊野・朝顔の間の取り次ぎを務める。

呼び名:トモ