語り手の老尼
『無名草子』の語り手。八十三歳の老尼で、若い日に皇嘉門院の北の政所に仕えたという。最勝光院参詣の折、檜皮屋に集まった女房たちに物語・歌の批評を語る。
呼び名:老尼同じ人でも、立場や場面で呼び名が変わります。
『無名草子』の語り手。八十三歳の老尼で、若い日に皇嘉門院の北の政所に仕えたという。最勝光院参詣の折、檜皮屋に集まった女房たちに物語・歌の批評を語る。
呼び名:老尼檜皮屋に集まり、老尼と問答する女房たち。
『源氏物語』の主人公。評論の中心として、その歌と行動が繰り返し論じられる。
呼び名:源氏源氏の正妻格。須磨の別れの贈答などが名場面として挙げられる。
源氏の妻の一人。鳥辺山の煙に寄せた歌が引かれる。
柏木との歌の応酬(鐘の音の歌、烟くらべの歌)が引かれる。
女三の宮への思慕と、その贈答の歌が引かれる。
源氏の孫。いざよひの月の歌、中の君への恨みの歌の詠み手として本文に現れる。本文の表記は「兵部卿の宮」「匂宮」。
呼び名:匂宮・兵部卿の宮源氏の義母。源氏への返歌が引かれる。本文 p.10 では底本が欠字のまま印刷する箇所がこの人を指す(本原稿では読みで補い「藤壺の宮」と表記)。
呼び名:藤壺源氏の子。秋の夕べの夢の歌が引かれる。
宇治十帖の主人公。紅に落ちる涙の歌、中の君との贈答が引かれる。
源氏と朝顔の花をめぐる贈答を交わす姫君。謡曲『熊野』の登場人物「朝顔」とは別人。
呼び名:朝顔源氏と霧の垣をめぐる贈答を交わす。
宇治の八の宮の次女。本文では「中の宮」と呼ばれ、薫への歌と匂宮からの歌が引かれる。
呼び名:中の宮・中の君六条御息所の娘。暁の別れの歌が引かれる。
『狭衣物語』の主人公。むぐらの門の歌が引かれる。
『夜の寝覚』の女主人公。中将・少将の君との贈答が引かれる。
『夜の寝覚』の登場人物で、寝覚の上への歌が引かれる。紫式部集の少将の君とは別人。
『夜の寝覚』の男主人格。寝覚の上との贈答が引かれる。
『夜の寝覚』に現れる宮。契りを命に代える歌が引かれる。
『浜松中納言物語』の登場人物として、浜松中納言との歌の応酬が引かれる。
『浜松中納言物語』の主人公。将門との贈答が引かれる。
『うつほ物語』の登場人物。唐へ渡った音楽の名手で、その歌2首が引かれる。
呼び名:俊蔭『とりかへばや物語』の登場人物。女中納言との贈答が引かれる。
『とりかへばや物語』の主人公。女でありながら中納言に上った人で、四の君との贈答が引かれる。
『伊勢物語』の主人公とされる歌人。花と菊の歌が引かれる。
呼び名:業平歌人。公葉集の撰者として論じられ、末段では皇太后宮(妍子)の父としても名が現れる。
呼び名:四条大納言本文では「定家少将」として、八代集論や、自作とされる松浦宮への言及で現れる。
呼び名:定家少将本文では「三位入道」として、千載集の撰者として現れる。
呼び名:三位入道本文では「九条左大将良経」として、その百首が論じられる。
呼び名:九条左大将歌人。代表歌3首と、老後・骸骨の伝説(道信中将の夢)が語られる。
呼び名:小町『枕草子』の作者として、その才と没落が語られる。
和泉式部の娘。母を思う歌が引かれ、その早世が惜しまれる。
呼び名:小式部歌人。貴船の歌、保昌の返歌、往生への願いが語られる。
和泉式部の夫。貴船での妻への返歌が引かれる。
呼び名:保昌歌人。定頼との贈答と恋の歌が引かれる。
歌人。赤染衛門との贈答が引かれる。
呼び名:定頼中納言歌人。寛平法皇の屏風歌を惟平中将に依頼された記事と、故郷の花の歌の断片が引かれる。
呼び名:大輔『源氏物語』『紫式部日記』の作者。結びの段で、名の由来の二説と日記の読みどころが論じられる。
呼び名:式部・藤式部『更級日記』の作者。作中の定子・彰子の姿が、結びの段で讃えられる。
一条天皇の皇后。『更級日記』に描かれる雪の夜の歌2首が引かれる。
呼び名:皇后宮・定子道長の娘で一条天皇の中宮。紫式部を召した人として、また『更級日記』の宮として現れる。
呼び名:上東門院