ATAWI 古典文学JAPANESE CLASSICS, AT YOUR PACE

謡曲「浮舟」 / 第5場面

小野に弔う

あらすじ・人物・読み方

僧は小野に至り、宿も定めず経を讀み、浮舟の跡を弔う。

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謡曲「浮舟」・第5場面0 / 3
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ワキの歌。「こうして小野には来たけれども、どこを宿と定めようか。地「所の名までも小野であるので、繰り返し、所の名までも小野であるので。草の枕は道理である。今宵はここに経を読み、あのおん跡を弔うというのか、繰り返し、今宵はここに経を読み、あのおん跡を弔うというのか。

ワキ「今もその世のことを思って宇治山の道を出て、繰り返し、今もその世のことを思って宇治山の道を出て。うつるも迷うあだ涙の、小野の草村の露を分けて、哀れをかけて弔おう、哀れをかけて弔おう。

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底本:謡曲二百番:四流対照 上巻 芳賀矢一訂(金港堂書籍、明治42年)。本文画像:所蔵機関の公開資料。

明治42年(1909)芳賀矢一訂『謡曲二百番:四流対照』上巻(金港堂書籍)所収「浮船」(観世流)の本文を、国立国会図書館デジタルコレクションの原画像と照合した独自編集本文です。底本の主文(観世流)の字句を残し、他流の異文符は本文に含めていません。発音の読みと独自訳を添えています。