ATAWI 古典文学JAPANESE CLASSICS, AT YOUR PACE

謡曲「夕顔」 / 第4場面

源氏物語の功徳を説く

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源氏物語の功徳を説くをもとにした創作画
あらすじ・人物・読み方

女はクリで源氏物語の功徳を説き、夕顔の巻こそ殊に哀れ深いという。光源氏が六条御息所への通いの途次、五条の中宿に車を止めた由緒を語る。

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謡曲「夕顔」・第4場面0 / 6
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夕顔「そもそも光源氏の物語は、言葉の幽艶を本として、物の理は浅いように見えますが、地謡「まごころの菩提心を勧めて、義はことに深い。誰が仮にも語り伝えずにいられましょうか。

夕顔「中でもこの夕顔の巻は、殊に優れて哀れ深いのです。地謡「情の道も浅からず、契りを結ばれた六条の御息所のもとへ通われる、その手がかりに立ち寄られた中宿に、夕顔「ただ休らいの玉鉾の(道の)、地謡「ついでに、お車を止められたのです。

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底本:謡曲二百番:四流対照 下巻 芳賀矢一訂(金港堂書籍、明治42年)。本文画像:所蔵機関の公開資料。

明治42年(1909)芳賀矢一訂『謡曲二百番:四流対照』下巻(金港堂書籍)所収「夕顔」(観世流)の本文を、国立国会図書館デジタルコレクションの原画像と照合した独自編集本文です。底本の主文(観世流)の字句を残し、他流の異文符は本文に含めていません。発音の読みと独自訳を添えています。