ATAWI 古典文学JAPANESE CLASSICS, AT YOUR PACE

未詳 / 室町

野宮

あらすじ

能『野宮』の謡本。源氏物語「賢木」「葵」を題材に、嵯峨野の野宮の旧跡を訪れた旅僧の前に六条御息所の霊が現れ、長月七日の源氏の参詣と榊の故事、加茂祭の車争いの妄執を語る夢幻能。

この作品の人物

肖像は物語をもとにした創作画です。人物の年齢・衣装は場面によって変わります。

旅僧

諸国を巡る一見の僧。都の名所旧跡と寺社を拝み巡った後、秋の嵯峨野の野の宮の旧跡を訪れ、御息所の霊の物語を聞き、夜もすがらその跡を弔う。

呼び名:諸国一見の僧

六条御息所

桐壺帝の弟・前坊(東宮)の妃。夫に先立たれた後、源氏の忍び通いを受け、斎宮となった娘に付き添って伊勢へ下った。本曲では野宮の旧跡に現れる霊として、長月七日の源氏の参詣と榊の故事、加茂祭の車争いの屈辱を語り、妄執を晴らすよう僧に求める。本IDは源氏物語側マスタと同一である。

呼び名:御息所

場面 第1–5場面

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場面 第6–6場面

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出典・底本

謡曲二百番:四流対照 下巻 芳賀矢一訂(金港堂書籍、明治42年)

底本と本文の編集方針

底本:謡曲二百番:四流対照 下巻 芳賀矢一訂(金港堂書籍、明治42年)。本文画像:所蔵機関の公開資料。

明治42年(1909)芳賀矢一訂『謡曲二百番:四流対照』下巻(金港堂書籍)所収「野宮」(観世流)の本文を、国立国会図書館デジタルコレクションの原画像と照合した独自編集本文です。底本の主文(観世流)の字句を残し、他流の異文符は本文に含めていません。発音の読みと独自訳を添えています。