鴨長明 / 鎌倉
「行く川の流れは絶えずして」で始まる、鴨長明の随筆。大火・辻風・遷都・飢饉・地震と続く都の災いを記し、後半では出家して日野山に結んだ一丈四方の庵の暮らしと、世の無常を見つめる心を静かに綴る。全編を原文・発音の読み・独自の現代語訳で読めます。
肖像は物語をもとにした創作画です。人物の年齢・衣装は場面によって変わります。
平安京に都を遷した天皇。『方丈記』では京の始まりとして言及される。
仁和寺の僧。養和の飢饉の際、死者の頭に印をつけて数を数え、四万二千三百余りと記録した。
鎌倉時代の歌人・随筆家。賀茂別雷神社の社家に生まれ、都の災いと日野山の庵の暮らしを『方丈記』に記した。
『方丈記』正保4年[1647]村上平楽寺刊(京都・二条通玉屋町)・国立国会図書館蔵 857-80
底本:『方丈記』正保4年[1647]村上平楽寺刊(京都・二条通玉屋町)・国立国会図書館蔵 857-80。本文画像:所蔵機関の公開資料。正保4年[1647]村上平楽寺刊『方丈記』(国立国会図書館蔵 857-80)の本文を原画像と照合した独自編集本文です。通行字体・現行仮名へ写し、濁点・句読点を補っています。発音の読みと独自訳を添え、補った主語などは〔 〕で示します。